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4.コラム2025.6.30

【セミナーレポート】会社の想いに共感する人を採用するには?地域特化型の「人材採用×育成戦略」を考える


こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。

5月30日(金)に、倉敷商工会館にて「地域特化型 人材採用×育成戦略 経営者・人事担当者向けセミナー」が開催されました。

このセミナーは、株式会社クラビズ様(以下、クラビズ様)とピープルの共催で、地元企業ならではの人材採用・育成の悩みに対して、今後どのように取り組んでいくべきかをテーマに、発表やトークセッションが行われました。

ピープルからは、経営推進本部 経営管理部 部長の竹澤綾花(たけざわ あやか)さんが登壇。当日のセミナーの様子や、気になるトークの内容をレポートします!


会社の想いに共感する人を採用するには



当セミナーは、「採用とはまず何をするべきか」「自社の魅力とは何か」「他社とどのように差別化するか」「他社の人事戦略を知りたい」などと悩む経営者・人事担当者向けの内容です。

クラビズ様・ピープル両社の取組みや実例をもとに、地域の企業様の課題解決のヒントとなる内容を紹介しました。

<当日の流れ>
1. クラビズ様セミナー「採用ブランディング戦略について」
2. ピープルセミナー「人材育成事例について」
3. トークセッション「ブランディングで変わる地方企業の未来」



はじめはクラビズのWEBマーケターである角町桜子(つのまち さくらこ)さんより、採用ブランディング戦略についてお話しいただきました。

クラビズ様は、「手の届く場所から未来を変える」をパーパスにしている、地域の課題や未来に必要なことをデジタルやクリエイティブの力で変えている会社です。WEB制作・開発、デザイン・印刷、実践ブランディング、冷えとり靴下や肌着のブランド「くらしきぬ」の企画・販売・EC運営、飲食事業、人財紹介事業などさまざまな事業を行っています。

セミナーの内容によると、2030年には人手は644万人不足するとのこと。そのような中で、入社後に活躍できるような社員を採用するには「会社の思いに共感してもらえる人を採用する」ことが鍵だと話されていました。それを実現するのが「採用ブランディング」です。

クラビズ様によると、採用ブランディングで効果を出すには約1年かかるとのこと。就職活動期の直前ではなく、就職活動前から準備を始める重要性を伝えていました。

またクラビズ様の採用ブランディングや、クラビズ様がサポートしたお客様の事例も特別に公開。「採用」とひとことで言っても、採用担当者だけでなく、社内全体の取り組みやホームページでの見せ方など、様々な工夫がありました。


ピープルの採用は、育成や広報とセット



そしてピープルからも、採用の取り組みについてご紹介。

ピープルが大切にしている、「採用と育成をセットで考える」「採用と広報をセットで考える」の二つの考え方をもとに、お話しさせていただきました。

一つ目の「採用と育成をセットで考える」については、採用条件で「文理不問」を謳っていることと関わっています。実際ピープルには、プログラミング未経験だった社員が多くいるのです。

「好きなことをやっていったら、行き着く先はIT業界なのではないか」「パソコンでの作業が好きだから、仕事にしてみたい」などを理由に入社した社員も、いまは活躍していることをお伝えしました。

そのために、採用と育成をセットにするのは必須だと考えています。


例えば、ピープルに新卒で入社したメンバーの人材育成は、3年間と決めました。最短で育成を終えるために、2年目の先輩社員がフォロワーとなり、相談しやすい環境を強化したり、できたことを見える化するスタンプラリーを導入したりしています。

また2050年を見据えた社内改革、「PX(People Transformationの略称)」では、会社のビジョンと自分のビジョンを重ねエンゲージメントを高めることを打ち出しました。具体的にはチーム制を導入し、チームのビジョンを会社のビジョンに照らし合わせながら作ったあと、自分は何ができるかを考える。会社の方針を、自分事化できる取り組みを行っています。

立てた目標や振り返りは全社に共有しています。専用シートを通してメンバーのことを知り、所属部署以外の仲間でも互いに応援し合えたらと思っているのです。




二つ目の「採用と広報をセットで考える」は、「ITって面白そう」と思ってもらうことや、会社と接点を持つハードルを下げ、業界や会社に親しみやすさを持ってもらうことを目的に行っています。具体的には、インターンシップと地域との関わりに力を入れています。

例えばインターンシップでは、普段から社内で行われている勉強会にご招待したり、大学と連携して実習をしたり。ピープルでの働き方やIT業界のリアルを感じていただける場として、インターンシップは大切にしてきました。

IT業界は商品が目に見えないので、エンジニアの姿そのものが魅力的に映ったらいいなと思っています。

地域との関わりでは、小学校から高校まで、様々な学校のキャリア教育に携わっています。IT業界への就職が将来の選択肢の一つになったらいいですよね。

また、サッカーチームのファジアーノ岡山や大原美術館への協賛、高梁川流域連盟といった地域団体など、倉敷や岡山の幅広い分野の方と連携させていただいています。

学生さんと直接お会いする機会を作るだけでなく、地域を盛り上げている多くの方との出会いが広報につながっているんです。当セミナーの開催も、会社同士の連携のお役に立てたらと思っています。


トークセッション




最後には、トークセッション「ブランディングで変わる地方企業の未来」を行いました。登壇したのは、Setouchi Startups 共同代表パートナー 藤田圭一郎(ふじた けいいちろう)さん、クラビズの代表取締役 秋葉優一(あきば ゆういち)さんと、弊社の竹澤さんです。

トークは3つのテーマを中心に行いました。

「地元・自社をどうブランディングするか? ~中国地方・岡山・倉敷だからこそできること~」のテーマでは、秋葉さんから竹澤さんへ、ピープルの新入社員の傾向や採用担当としても想いを質問いただきました。

IT業界はどこにいても働ける仕事。それでも、ピープルの面接を受けに来てくださる方の中には、「地元に貢献したい」「瀬戸内が好きで応募した」という想いを持っている方がいます。仕事はもちろん、人生においてどこで過ごしたいかを大事にしている方も多いのだなと感じていました。

自分が魅力を感じる場所で働けることは、地方の強みになるのではと考えています。

また、ピープルとしては面接時に「東京の仕事と同じクオリティを、倉敷でできる」とお伝えしています。ピープルには東京や大阪にもオフィスがあるため、都会で受注した仕事を倉敷で行うこともあるんです。これは仕事のやりがいにつながると考えています。


登壇者の藤田さんは、「◯◯(地域)×◯◯といったポジションを目指せるのが、地域企業ならではの強み」と話されていました。藤田さんは、地域からスタートアップを生み出そうと活動されていますが「瀬戸内×起業」などと謳い、地域性と活動内容を発信されています。実際、地域内外での認知が広がっている実感があるとも話されていました。

秋葉さんからは、「岡山 面白い企業」と調べて、面接を受けに来た社員さんの事例を挙げていただきました。地域性と企業の強みを発信していくことが、企業全体のブランディングにつながることを再認識しました。




その他、「正社員雇用以外の雇用について ~長期インターン、副業人材などの活用~」のテーマでは、ピープルからは大学と弊社双方のアプローチから生まれた、インターンシップについて。

「社員のビジョンと会社のビジョンの重ね方」のテーマでは、日頃の取り組みや発信によって、採用段階で会社の想いと自分の想いが一致している場合が多いことなどをお話ししました。セミナー内容を補足しながら、藤田さん・秋葉さんとのトークで、採用への考え方を深めることができました。

最後の質疑応答では、参加者から「いい人材をどのように見極めていますか?」という質問も。ピープルでは書類審査で自己PRを提出いただいているのですが、その表現方法や面接時のコミュニケーションの取り方などを見ていると明かしました。

「採用」「育成」という切り口から、たくさんの意見交換ができた今回のセミナー。他社事例を学ぶことで、自社の特徴や強みがより理解できるなと感じます。それを会社として発信することで、想いが一致している未来の仲間との出会いも創出できることを学ばせていただきました。


セミナーを終えて




まずは、当日たくさんの方が集まってくださったことがとても嬉しく思いました。たくさんのご質問や、アンケートから、みなさんが日頃同じような悩みを持ちながらも、それぞれの会社内で試行錯誤し、ご活躍されていることを感じました。さらに心強い味方を得た気持ちです。

今回は、いま取り組んでいるピープルの事例を発表させていただきましたが、私たちも日頃様々な方と課題を共有し、意見交換からヒントを得る中で、まずは社内でやってみよう!と始めた施策がたくさんあります。これらが今後どんな風に成長し、会社の文化になっていくのかが楽しみで、その過程も多くの方と共有できたらと思っています。

そして、クラビズさんと一緒にブランディングについて考えることができたのも、素晴らしい機会となりました。セッションで考えを深める中で、「私たちも社員そのものが魅力となる。エンジニア自身が自分の仕事や働き方に魅力がないと、それを会社の魅力として伝えることもできないな」と思いました。

今後も、自社だけの採用に視野を閉じずに、広く地域で活躍できる人材を育成し、この素敵な瀬戸内を盛り上げていきたいです。

以上、「地域特化型 人材採用×育成戦略 経営者・人事担当者向けセミナー」のレポートでした。ありがとうございました!


本記事に関するお問合せ担当部署
ピープルソフトウェア株式会社 経営推進本部



※本記事の内容は、記事掲載日時点の情報にもとづき作成しています。



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