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4.コラム2023.8.31

【2023年度ピープルソフトウェア全社会議レポート】社員一人ひとりが会社を支えている自覚を自信に


こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。

2023年8月に、ピープルは42期がスタートしました。事業年度ごとに欠かさず開催しているのが、原則全社員参加の「ピープルソフトウェア全体会議」(以下、全社会議)です。前期を振り返り、今期の目標を確認しながら士気を高める場となっています。

8月9日(水)に開催された今年は、4年ぶりのリアル会場として倉敷アイビースクエアのエメラルドホール、オンライン参加も含めてハイブリッドでの実施となりました。全社から100人以上が参加(オンラインを含めると全社員の8割以上が参加)となった熱気溢れる当日の様子をレポートします。


直接会える喜びを分かち合う


全社会議の開始は13時15分。正午を過ぎた猛暑のなか、社員が続々と倉敷アイビースクエアに集まってきました。

会場入口の受付で、社員はまず名札に自ら名前を書きます。ピープルの全社会議は、岡山・東京・大阪それぞれの拠点で働く社員が、1年に1度顔を合わせることができる絶好のタイミングなのです。リモート勤務が可能なため、拠点が同じでも顔を合わせる機会が少なくなりがちなこともあります。そのため、顔と名前が一致するよう名札でめいめいにアピールしていました。



会場に入ると、前方スクリーンにはいくつかの案内がスライドショーで流れています。全社会議の議事予定のほか、ピープル設立40周年を記念して作った新ノベルティ「マスキングテープ」の配布、協賛しているファジアーノ岡山の団体観戦申込などが表示されていました。

会場のあちこちから「久しぶり!」の声が合言葉のように聞こえてきます。リアルでの全社会議開催が4年振りとのことで、再会を待ち望んでいた社員が多くいたことが実感されました。再会の喜びで場も温まった雰囲気のなか、全社会議は始まりました。



【当日のプログラム】

〇昼の部

1.2022年度決算報告

2.2023年度事業方針

3.2023年度新組織・新体制のねらい

4.2023年度活動方針

 ・BC事業部

 ・DS事業部

 ・PS事業部

 ・PD事業部

 ・コラボレーション事業部

 ・ME推進

 ・デジタル戦略

 ・経営推進本部

〇夜の部

1.社長あいさつ

2.乾杯あいさつ

3.新入社員紹介

4.表彰(永年勤続表彰ほか)

5.コンテスト表彰



「一緒にチャレンジしていきましょう」


全社会議は、昼の部と夜の部で構成されています。昼の部の前半では、41期(2022年度)の決算報告や42期(2023年度)の事業方針・組織戦略についての共有があり、後半では各事業部から42期の活動方針の発表がありました。

各事業部の発表をリーダー層が実施するのは、実は今回が初めての試みです。今までは部長や役員からの話が多めだったのですが、今回は各事業部のチームリーダーを中心に、チームで発表準備を進めていきました。社員自らが自分ゴトとして各事業部の取り組みや目標を共有し合うのも、今回の全社会議の大きな目的だったのです。




チームからの発表を楽しみにしつつも、まずは41期の振り返りから。常務取締役の川﨑雅規(かわさき まさのり)さんより、41期の好業績について嬉しい共有がありました。一方で今後の課題や、ありたい姿になるために「変化していこう」などの話も。「41期はうまく乗り切った。これからは?」と社員に問いかけ、話は42期の事業方針へ移ります。



事業方針を共有したのは、横道彰(よこみち あきら)社長です。横道社長からは、社員にとってはお馴染みの「PX」の具体的な施策について話がありました。


PXとはPeople Transformationの略で、2021年から取り組んでいる社内改革です。PXのビジョンとして、2050年にどのような企業でありたいか(「2050ビジョン」)について、次のように言語化しています。

「時代の変化に合わせたエンジニアリングへのこだわりを価値として最大化し、
お客さまがありたい姿へ革新していくために、かけがえのない存在となり、
世界の人々の暮らしにデジタルで彩(いろどり)を添える」


PX、2050ビジョンをめざす施策や目標にハードルの高さを感じる社員もいるかもしれないなか、横道社長は「やってみることの大切さ」を何度も繰り返し語りかけていました。

「良い結果でも悪い結果でも、やってみるから結果が出る。やってみることで得た気付きを仲間と共有して、より良くしていってほしい。高い目標を目指しながらもそれを達成できるよう、ここにいるみなさんにとって、そして今のピープルにとって合う施策や体制を作りたい。全社でバックアップします。一緒にチャレンジしていきましょう」



横道社長からのメッセージに続き、執行役員の藤本典男(ふじもと のりお)さんより42期の新組織・新体制のねらいについて。変化しないことのリスク、チャレンジの大切さ、少しでもビジネスを前に進めることを目指した組織体制のマインドセットを共有していました。


42期の役員・執行役員(左から久保智哉、池田貴浩、横道彰、山本博昭、髙本智晶、藤本典男、川﨑雅規)

「世界の人々の暮らしにデジタルで彩を添える」に向け新たな歩み


昼の部後半は、いよいよ各事業部の活動指針の発表です!42期では、5つの事業部でビジネスを推進していきます。各事業部のビジネスについて、41期振り返りや課題や42期の目標、具体的な施策などをメンバー自ら共有していきました。

なかでもPS事業部、コラボレーション事業部は42期に新設された事業部です。具体的な目標や取り組みを初めて知る社員も多く、注目度が高かったです。



新設事業部の一つ目はPS事業部、「Prime Solution」の頭文字を取っています。「業種業態を問わずお客様のニーズに寄り添い、柔軟で迅速な対応でプライムな価値を提供し、事業推進をサポートする」ことを目的にしています。42期は事業部の新規立ち上げとなるので、「営業」がテーマのひとつ。営業体制の定着や若手育成の強化を目標にしています。



新規事業部の二つ目はコラボレーション事業部、「異なる専門性や視点を持つ組織や個人間での協力を促進し、お互いの強みやリソースを組み合わせることで、ビジネスモデルの変革と提供する価値の最大化を目指す組織を創設し、夢のある(社員が幸せになる)未来に繋がる可能性に挑み、それを支える」とミッションを明文化しました。コラボレーションとして、グループ内、同業、異業種、産官学などによる連携事業が想定されています。

これら2つの新規事業部をはじめ、各事業部の方針は総じて、社内だけでなく社外へ、そして世界へ、デジタルで彩を添える2050ビジョンの実現に向けての新たな歩みを志向した方向性になっていて、PXの進捗への期待が高まる内容でした。



ちなみに、対面の久しぶり感を解消する工夫として、各発表で自己紹介する場面も。さらには発表者だけでなく「オフラインで仲間と会える機会に、チームメンバーを知ってほしい!」とメンバーが壇上に上がることも。事業の目標だけでなく「人」を知ってもらおうとする姿にも、ピープルらしさが出ていました。



すべての発表が終わり、最後にはピープルの「P」で記念撮影。続いて、夜の部です!


親睦を深め、がんばりを讃え合う夜の部



さて、濃密な内容の昼の部が終わり、会場は隣の部屋に移ります。ここは、G7倉敷労働雇用大臣会合の際、会場になった場所の一つ。円卓がいくつもある広い会場で、昼の部とは違う高揚感に包まれていました。

司会進行は、若手社員が務めます。まずは横道社長からの開会挨拶。

「昼の部はおつかれさまでした!ピープルは役員や私だけでなく、ここにいるみんなが会社を支えていて、その先のお客さんたちを支えているということが、昼の部を通して改めて分かったと思います。ぜひ自信を持ってください。そして現状にあぐらをかかずに、さらに上を目指していこうぜ!と思っていますから、がんばろうね。限られた時間ですが、夜の部もよろしくお願いします!」



そして執行役員の髙本智晶(たかもと ともあき)さんから乾杯の挨拶があり、夜の部がスタートです!

夜の部ではお酒や食事を楽しみながらも、様々な企画が用意されていました。まずは新入社員の紹介!壇上に上がり、一人ひとり自己紹介を行いました。個性溢れる初々しい姿に、大勢の先輩社員たちは拍手や歓声を送ります。

続いて、表彰式がありました。永年勤続表彰(25年・20年・15年・10年)や推薦での表彰、社内コンテストの表彰が行われ、それぞれの努力を讃える温かな時間に。横道社長が賞状を渡す際、一人ひとりにコメントしているのも印象的でした。



そしてサプライズで、定年退職者2名に花束贈呈が。急遽コメントを求められた2名は驚きつつも、これまで印象に残っているエピソードとして、横道社長が新入社員のときの受入担当者だった思い出などを披露、社員一同で長年の功績を讃えました。



お酒や食事を味わったり、思い思いにテーブルをめぐって、対面でのコミュニケーションを楽しんだりした夜の部。充実した時間は、あっという間に過ぎていきます。まだまだ盛り上がっているなかで終了時間になってしまい、全社会議はお開きとなりました。




おわりに

PXで掲げている2050年に向けて士気を高め、親睦を深める機会となった全社会議。新たな目標に向かって一歩を踏み出したピープルに、今後ともご期待ください!


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