トピックス
ピープルソフトウェアの最新情報をお届けします。
4.コラム2022.5.31
【ピープルで働く―子育て世帯の女性編】働き方は“時短勤務”だけではない。一人ひとりの働きやすさを、制度や環境で後押し

こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。
従来から働き方改革を推進している当社には、多様な働き方を実現している社員がたくさんいます。2022年2月には「くるみん認定」を取得するなど、現在も制度改革を推進中です。
今回からは『多様な働き方』をテーマに、「自分のライフスタイルや挑戦したいことに合わせて仕事がしたい!」という思いを実現している社員を取り上げていきます。
まず話を聞いたのは、子育てをしながら働く吉田菜緒(よしだ なお)さん・松本朱里(まつもと あかり)さんです。
吉田さんは3人(12歳、10歳、5歳)、松本さんは1人(1歳)の子どもを育てながら、エンジニアとしてのキャリアを築いています。子育て世帯の「女性」の視点から、ピープルでの働き方を聞きました。
※お子さんの年齢は2022年5月時点
時短勤務やフレックス制度を活用し、子育てしながら働く

―おふたりとも育休を経て仕事に復帰されていますが、育休前後で働き方はどのように変化しましたか?
吉田:
1人目の子どもを出産し、2010年に仕事復帰をする前はフルタイムで働いていました。今は3人の子どもを育てながら時短勤務をしています。時短で働くようになってから、もう12年が経ちました。
フルタイムで働いていたときは正直残業は多かったですし、就業後の飲み会にもよく参加していました。飲み会のあとのカラオケも大好きで、社内外の方々と行くことも多かったですが……、もうあの頃には戻れないですね(笑)
今は保育園へお迎えに行く時間が決まっているので、働く時間は9時から16時30分まで。終業時間になったらきっちり帰る生活になりました。
松本:
私も育休前はフルタイムで働いていました。残業はあまりしていませんでしたが、自主的に会社に残って勉強をしてから帰宅することはありました。
育休後の今もフルタイムで働いているものの、フレックス制度を活用して1時間前倒して働いています。今の勤務時間は、8時から16時45分までです。
※ピープルの標準就業時間は「9時〜17時45分」です
私の子どもは先日1歳になったので、数日前に仕事復帰をしたばかりなんです。子育てをしながら働く大変さは、これから感じるのかもしれません。
吉田:
働く時間は違いますが、私も松本さんも、家庭の状況を見ながら在宅勤務を取り入れています。相談しやすい雰囲気が社内にはありますし、何かあるたびに融通が利いた働き方をさせてもらえるのはありがたいです。
時短勤務やフレックス制度、在宅勤務などの制度はかなり前からありましたが、ここ数年はとくに取り入れやすくなってきました。一人ひとりが自分に合った働き方をするために、会社と相談しながらさまざまな制度を活用しています。
「1年後、待ってるよ」の声が安心感に

―育休を取得するとき、実際に制度を利用すると決めたからこそ感じた不安などはありましたか?
吉田:
不安というよりは、申し訳なさがありました。1人目の子どもを妊娠したときは担当案件を複数持っており、育休を見据えて誰かに引き継ぐ必要があったからです。先方の会社にもピープルの社員に対しても、はじめは申し訳ない気持ちになりました。
松本:
育休への不安は私もありませんでした。吉田さんをはじめ、育休を取ったり時短で働いたりしている方は何人もいらっしゃったので、迷うことなく育休取得を決めていました。
唯一不安だったのは、エンジニアとしてのキャリアが一度止まってしまうことですね。知識をつけたくて、勉強したい意欲がかなりあった時期だったので、1年休むとキャリアが途切れてしまう気がしたんです。
ただ、育休に入るときに「戻っておいでね」「1年後待っているよ」と声をかけてくれる方が多くて、安心感がありました。辞めるつもりはなかったけど、声をかけていただけると「戻ってきていいんだな」と思えました。
吉田:
たしかにそうだね。私も声をかけてもらったのが嬉しくて、「子どもを産んだら戻ってこよう」と思えました。
子ども優先の働き方を試行錯誤

―社内で声を掛け合う環境が、おふたりの支えになっていたのですね。育休に入るときより仕事に復帰するときの方が緊張するのかもしれませんが、復帰前後はどのような思いがありましたか?
松本:
1年職場から離れていたので「仕事できるかな」という不安はありました。ただ、復帰して数日経った今は、あまり壁を感じていません。
出社している社員のみなさんには復帰のご挨拶をさせていただいたのですが、私が挨拶するより先に「おかえり」と声をかけていただくことも多かったです。みなさん普通に話してくださり安心しました。
吉田:
私も1人目を産んでから復帰するときは、仕事できるかどうか不安でした。でも、楽しみな気持ちも大きかったですね。私は家にずっといるのが苦手なので「早く仕事したいなあ」という気持ちが募っていました。
―子育てをしながら働くようになって、育休前との違いは感じましたか?働く時間はもちろん違うと思いますが、仕事と子育ての両立に苦労されたことも多かったのではないでしょうか。
吉田:
時短勤務への変更と同時に、子ども優先の働き方に変わりましたね。保育園に通い始めたときは、子どもがとにかく病気をもらってきたんです。保育園から電話がかかってきて、急にお迎えに行かないといけない日も多くありました。
一緒に働くみなさんに手助けしてもらいつつ、自分でもリカバリーするにはどうしたらいいかを考えるようになりました。何があっても調整できるよう、自分の仕事を詰め込みすぎないように心がけて、タスク管理も変えていきましたね。
松本:
先ほどもお話した通り、時短勤務ではなくフルタイムのままで、1時間早く出社することにしました。育休取得前より1時間早く帰るようにして、保育園のお迎えに行っています。夫も勤務先のフレックス制度を使っているので、保育園の送りは任せているんです。会社にさまざまな制度があるおかげで、家庭内で協力して子育てする方法を考えやすかったなと思います。
仕事復帰してまだ数日ですが、今のところは仕事と子育てのバランスをうまく取っていけそうです。
大事なのは制度の有無ではなく、活用しやすい雰囲気

―松本さんの話を伺うと、時短勤務以外で仕事と子育ての両立を図れる制度があるのは魅力的だと思いました。
松本:
そうですね。会社が一人ひとりに合ったサポートをしてくれるので、ありがたいなと感じています。私は妊娠や子育てを初めて経験しているので、何かあったらいつでも会社に相談できると思うと心強いです。
とくにありがたかったのは、妊娠中に在宅勤務ができたことでした。電車で1時間かけて通勤しているのですが、つわりがひどいときは移動が辛くて……。
会社に相談したら、「どうしたら楽になる?」と逆に聞かれたので、素直に在宅勤務の希望を伝えたら、すぐに在宅勤務にしてもらえました。
吉田:
さまざまな制度があって助かるのはもちろんですが、その制度を“取り入れやすい雰囲気”や“相談しやすい雰囲気”があるのは、ピープルのいいところだと思います。私がありがたかったのは、申請すれば働き方が選べるタイミングが年に1回あるのと、何かあれば都度相談ができることです。
子どもが熱を出したときや新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出たときなどは、かなり臨機応変に対応いただきました。すぐに家に帰ったり、急遽在宅勤務に切り替えたりしたので助かったんです。
社員のなかにはフレックス制度を活用し、中抜けして子どものお迎えに行ったり、家事を済ませてから仕事に戻る人もいます。「子どもの都合で10時に出社します」とか「保育園から電話がかかってきたので一旦抜けます」とかは、社内でよく聞く会話です。
困ったことがあれば相談ができて、「どうするのが働きやすい?」と会社から聞いてくれるのは、子育て世帯にとってはありがたい環境ですね。
働きやすさは人それぞれ。会社に相談しながら実現

―最後にピープルで働くことに興味がある方へ、メッセージをお願いします。
吉田:
今回は女性の目線で子育てをしながら働く話をしましたが、ピープルでは男性も育休を取得できます。実際に取得している社員もいます。これからは女性の社会進出だけではなく、夫婦でワークライフバランスを取りながら、子育てをしていくのが当たり前の時代になるはずです。
ピープルは、このような時代の流れに合わせて、社員一人ひとりの働きやすさを考えて、後押ししてくれる会社だと思います。
松本:
今、産休や育休の制度はほとんどの会社で用意されています。だからこそ、実際に制度の取得を後押ししてくれたり、働いている人が積極的に取得していたりする雰囲気が大事なのではないでしょうか。
ピープルは子育て中の男性社員も多いので、育休制度や時短勤務を活用するときに肩身の狭い思いをすることはありません。男女問わず子育てしながらでも、働きやすい風土があると感じています。
おわりに
以上、子育て世帯の「女性」の視点から、ピープルでの働き方をご紹介しました。最後までご覧いただきありがとうございました!
関連記事
【ピープルで働く―子育て世帯の男性編】性別問わず、選択肢は多様。出産・育児の制度を活用し、仕事と両立していく工夫

