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4.コラム2022.6.30

【ピープルで働く―子育て世帯の男性編】性別問わず、選択肢は多様。出産・育児の制度を活用し、仕事と両立していく工夫

こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。今回も『ピープルで働く』をテーマに、社員の『多様な働き方』のご紹介です。

前回の子育てをしながら働く女性に続いて、今回は男性にスポットを当てます。末房伸也(すえふさ しんや)さんは2人(2歳、0歳)、竹原靖治(たけはら せいじ)さんは1人(0歳)の子どもを育てながら、エンジニアとしてのキャリアを築いています。子育て世帯の「男性」の視点から、ピープルでの働き方を聞きました。

※お子さんの年齢は2022年6月時点

生活の変化に合わせて制度を活用


―子どもが生まれた前後で、働き方や生活はどのように変わりましたか?


竹原:
私は3週間の育児休暇を取得しました。仕事復帰してからはフルタイムで働き、なるべく残業しないようにしています。

働き方はフルタイムのままですが、生活はガラリと変わりました。自分中心から子ども中心の生活になりましたね。前からゲームが好きで、週末は外出せずにゲームばかりしているときもあったのですが、現在自分の時間は1ヶ月に10時間もないと思います。買い物するときも「子どもが怪我しないかな?」と子ども中心に考えるようになりました。


末房:
私は育児休暇を取らずに、時短勤務で働いていました。今は残業しないことを前提にフルタイム勤務に戻っていますが、長女が保育園に通うようになったら時短勤務に戻す予定です。子どもの送り迎えをするために、時短で働こうと思っています。

生活は、子どもや家族との時間と働く時間のバランスを考えるようになりました。子どもが生まれる前は、遊ぶ時間も仕事の時間も思いきり取っていたのですが、今は自分のことはほとんど考えずに家族優先にしています。

相談しやすい環境が、仕事と生活の両立を後押し


―今まで仕事にも多くの時間を費やしていたおふたりですが、子どもができたと分かってから仕事への不安はありましたか?


竹原:
働くことへの不安はなかったですね。末房さんのように、子育てをするために働き方を柔軟に変えている先輩がいたので、自分も様々な制度を使えるんだろうなと思っていました。前例があると、安心感があります。

ただ育児休暇については、男性がどのように制度を使えるか分からなかったので上司や会社の労務担当さんに相談しました。相談するのはためらわなかったですし、制度について詳しく教えてもらえたのでさらに安心できたと思います。


末房:
相談しやすい風潮はあるよね。ピープルには、それぞれの社員が働きやすいように「どうにかしていこう」という雰囲気があって、心強いです。

私も仕事への不安はなかったと思います。それより、仕事も含めて生活をどう組み立てていくか考えるのに必死でした。子育てをしながら生活を成り立たせるのは、想像以上にむずかしくて……。時短勤務にしたり、残業は基本的になくしたり、働き方は今も調整しています。

こうして働き方を柔軟に変えられるのは助かります。子どもの状況によって時短勤務にしたり、竹原くんのように育児休暇を取得したり、選択肢が多くあるのは嬉しいです。

周りの協力を得やすい環境は、自ら作る努力も


―様々な制度を活用して仕事と子育てを両立していくなかで、社内の協力はいかがですか?


竹原:
残業をなるべくしないようにしているので、周りの方々に協力してもらっていると思います。相談して嫌な顔をする方はいないから、相談しやすいんです。本当にありがたいなと思います。


末房:
竹原くんのようにお客様とのやりとりが多い場合は、チーム内の連携がより密接に必要となります。上司と一緒にチームで相談できると、助かりますね。上司からも「彼は子どもが小さいので、〇時以降の業務は分担を検討しよう」と具体的に伝えてもらうとか。

とはいえ、残業なしや時短勤務でプロジェクトを遂行していくのは本当にむずかしいです。竹原くんが言うように、「私はいま時間の制約があるので、ここまでしかできない」ということについて、相談して嫌な顔をする方はいないんですよ。直接相談できれば理解もしてもらいやすいですが、それ以外のメンバーにも同じように理解してもらうのは正直言うと時間がかかります。

でも、当たり前だと思うんです。今までバリバリ働いていて、いつでも連絡が取れると思っていた人にいきなり時間制限ができたら、一緒に働く方は戸惑うと思います。そこで、仕事以外の生活の状況も含めて周りに発信し続けて、周りに協力していただきやすい環境を自ら作っていくことも大事だと思いますね。

無理のない納期設定に必要なのは、コミュニケーション


―仕事と育児などの家庭の時間を両立するために、具体的に意識していることはありますか?


竹原:
末房さんが話していたように、自分から状況を発信して、相談を持ち掛けるようにしています。社内はもちろん、お客様も状況を受け入れてくださる方ばかりです。おかげで無理なスケジュールで仕事をすることはなくなりました。


末房:
丁寧にコミュニケーションを取るのがどれほど大事か、本当に実感しています。

私はスケジュールを管理する側の人間なので、納期ギリギリにならないようにとても気を配っています。仮に1週間で行う仕事だったら、木曜日までに完成するスケジュールにして、金曜日は予備日として確保するようにしています。意識的に予備日を作ることでチーム全体のさまざまな働き方の実現を目指す。そのことは、生産性の向上や追加作業への対応余力の創出にもつながると思い、積極的に取り組んでいます。

―スケジュールを管理するのに、使いやすいツールはありますか?


末房:
そうですね……。もはや、ツールでどうにかできる話ではないんですよ。子どもの体調不良で急に仕事を休まないといけない日は、たとえAIでも予測できないですよね(笑)。

何かのツールを使ったから余裕があるスケジュール管理ができるようになったなどはなくて、「時間の制約がある」と意識するのが大事なのだと思います。

その意識を周囲に伝えて、理解してもらうのも大事なので。スケジュール管理とコミュニケーションは、つながっていると思います。

家庭の時間も大切にしたい人は、ピープルで自分に合った働き方を


―最後にピープルで働くことに興味がある方へ、メッセージをお願いします。


竹原:
ピープルには、時短勤務で働いている社員がたくさんいます。先輩から後輩まで幅広い年代の社員が、出産や育児に関する制度を使っている前例があるので、私も安心できました。「子どもができたから仕事を辞めないといけないのかな…」という心配がそもそもないのは、ピープルならではの特徴だと思います。

IT業界の会社といえど、女性社員の比率が高くなっているのも特徴です。性別による働きやすさの違いは、なくなってきていると感じています。「男性だから働きづらい」「女性だから働きづらい」という環境ではないので、安心して働けますよ。


末房:
ピープルオリジナルの制度があるわけではないけど、社会的に用意されている制度を最大限活用しようという雰囲気があります。制度の活用を阻害するようなことももちろんないので、安心して働ける会社です。

男性目線で言うと、女性社員が出産後に仕事復帰しているのは本当にありがたいと思っています。だからこそ、時短勤務をしたり、子どもの体調不良で急に休むことになったりするのを、会社全体で受け入れて相談し合える風潮が、根付いてきているのではないでしょうか。

仕事一本の男性は今では少なくて、家庭の時間を作りたいと思う優しい人が増えているように思います。将来的に家庭を持ちたいと思っている男性がいたら「ピープルは様々な働き方を選べる」ということを知っていただけたら嬉しいです。

おわりに

以上、子育て世帯の「男性」の視点から、ピープルでの働き方をご紹介しました。最後までご覧いただきありがとうございました!

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