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4.コラム2023.2.28

【オフィス紹介① 大阪オフィス】シェアオフィスを利用した働き方改革

こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。今回は社員の働く場のひとつ、大阪オフィスの紹介をお届けします。

大阪オフィスは2000年10月に大阪・京橋に設立、2022年10月に新大阪( H¹O新大阪)に移転しています。移転プロジェクトは大阪オフィス所属の社員で推進しました。今回登場するのは、プロジェクト推進を担った山田涼介(やまだ りょうすけ)さん、前田梨紗(まえだ りさ)さんです。

山田さんは京都府出身、新卒で2005年に入社した中堅社員、前田さんは兵庫県出身で、2022年度の新入社員です。お二人に、移転のきっかけ、移転のビフォーアフターなどを聞きました。


大阪オフィスの役割

移転前、大阪・京橋のオフィスで定期開催されていた社外との合同勉強会の様子


―新大阪への移転おめでとうございます!大阪オフィスには拠点としてどんな役割があるのでしょうか?


山田:
ありがとうございます。大阪オフィスの役割として最初から変わらないのは、やはり関西のお客様との接点ですね。お取引の価値を最大化していくための手段として、関西のお客様の近くに寄り添うという方法をとりました。

ただ最初はそうだったんですが、その後20年の間に拠点としての独自性ができてきたように思います。関西にゆかりのある社員が集まってきたり、関西のお取引先とのつながりが深まったりして。特にパートナー企業との技術交流は盛んで、合同勉強会を定期開催するようになってました。

そういったところを支えるための、大阪オフィス内部での助け合いもいろいろありましたね。たとえば当初、弁当注文アプリを自主制作する社員が現れたりとか。ただせっかくのこのアプリ、注文の最後は結局電話を使う仕様にはなってましたが(笑)。


リモートワークの広がりをきっかけに、オフィスの見直しへ

新オフィス(H¹O新大阪)の執務室


―京橋は20年もの間みなさんの拠りどころでしたが、そこから移転したきっかけは何だったのでしょうか?


山田:
移転のきっかけは、やはり2020年から急速に広まったリモートワークですね。

それまでは出社することは働くことの一部で、出社が当たり前でした。それが出社しなくてよい、リモートワークに変わった。当社だけでなくお客様もパートナーもリモートに変わった。

そこで、引越しといってもただ場所を移るだけでなく、働く場の意義、活かし方をもう一度考え直そうとなりました。


前田:
私は移転の半年前に入社したので、仕事習慣のひとつとして、まずはできるだけ出社をするようにしています。移転前は出社する社員はすでに少数派になっていて、京橋の広いオフィスがもったいないなぁとは感じていました。卓球台(ピンポンワークテーブル。現在は岡山本社に移設)、もっと活用したかったですね~。

私にとってはほんの数か月でしたが、最初の働く場だったこともあって、引越しの時は名残惜しかったですね。京橋のオフィスお別れ会を開催したんですが、縁のある社員が20名近く集まって、中には岡山からも駆け付ける方もいて、社員の思い入れの深さを感じました。


移転前、京橋の会議室に設置されていた卓球台(ピンポンワークテーブル)


―リモートワークにおけるオフィスの意義、活かし方として、どんなことを考えたのでしょうか?


山田:
移転の意義として直接的には立地の見直しと賃料コストの適正化もありましたが、みんなが働きやすくなり、生産性が上がることを第一に考えました。

そのために必要なのは、仕事に集中できる場づくりかなと。競合は自宅ですかね(笑)。

自宅との比較をベンチマークに、より仕事に集中できる場であること、あと自宅と同等か、自宅とはまた違った快適さをコンセプトにメンバーで物件を検討しました。物件探しは難航しましたが、検討の結果、現在のシェアオフィスに決めました。


前田:
物件を検討するときに、外観や内装のきれいさや快適さについつい注目しがちだったんですが、働く場としてのセキュリティ、衛生面、耐震性など防災面からみんなと一緒に考えられたのは、新入社員としてすごく勉強になりました。いろんな要素とみんなの希望があって、全部をかなえるのは難しいな~と(笑)。


リモートもするし出社もする、新しいオフィスのカタチとは

新オフィスのラウンジ、会議室(共用スペース) ※貸主(野村不動産株式会社)さまご提供写真


―なるほど、競合が自宅だったとは強敵ですね(笑)。みんなでやっと選んだこだわりのオフィス、よかったこと、お気に入りなどはありますか?


前田:
新大阪のオフィスは2021年オープンで新しいこともあって、快適そのものですね。

入館セキュリティが顔認証システムなんですが、認証に連動してエレベーターが作動して行き先階も設定済みになってるとか、できるだけ非接触で済むよう、衛生面もよく考えられた設計になってます。

執務室は定員9名でソーシャルディスタンスとプライバシーが確保できるようレイアウトしました。オフィスの立地は交通量が多いエリアなんですが、室内はすごく静かで、あまりに静かすぎるのでスマートスピーカーにラジオや音楽を流してもらってます(笑)

一番のお気に入りは入居者専用のラウンジですね。シェアオフィスの共用スペースで、ゆったりした空間になってて、フリードリンクを飲みながらのびのびと休憩できます。


山田:
ここのラウンジの良いところは、執務室と切り離されてることですね。執務室から物理的に休憩に出る、休憩できる場所がちゃんとあるということの効果の大きさを感じてます。自席でなんとなく休憩するのと比べて、心も体もしっかり切り替えができるようになったと思います。

ラウンジのフリードリンクには、私もかなりお世話になってます(笑)。内装や調度品もオフィスらしいグレード感があるので、自宅とはまた違った快適さの要件は満たしてると思いますね。

執務室の広さは、程よく絶妙な感じになってて、コミュニケーションが取りやすいです。誰かの独り言を誰かがきっちり拾うという始まり方の会話もよくあって…それはおしゃべりの多い大阪ならではかもしれませんが(笑)。部屋の広さについては、物件探しの当初は広いことは良いことだと単純に考えていたのですが、必ずしもそうではないというのは面白い気づきでした。



―引越し大成功ですね。最後に大阪オフィスの今後について聞かせてください。


山田:
今回の物件選定ではフルリモート前提ではなく、リモートもするけど出社もするという働き方を想定しました。

そうするとやはり立地は活かしたいですね。徒歩5分で新大阪駅がありますので、新幹線を使った出張で社内外から来てもらいやすいような活用の仕方を考えてます。大阪オフィスが社内外のハブになってつながりが増え、ビジネスも広がっていくイメージを持ってます。


前田:
私はラウンジがシェアオフィス内部のつながりの場になりそうだなと期待しています。入居者の3割がIT企業と聞いてますので、同業間でなにかと融通しやすいのではないかと。お声掛けの機会を狙っていきたいと思います(笑)。


おわりに

今回ピープルの働く場のひとつ、大阪オフィスをご紹介しました。シェアオフィスの利点を最大限に活かせそうな印象でした。最後までご覧いただきありがとうございました!


※取材撮影、記事掲載は貸主(野村不動産株式会社)さまの許可を得て実施しています。



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