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4.コラム2025.11.28
【事業で未来を切り拓くリーダーたち vol.8 前編】役員と事業部を繋ぐカギは、DX化とコミュニケーション(経営推進本部)

こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。
これまで7回に渡り取材をしてきた「事業で未来を切り拓くリーダーたち」シリーズ。ピープルのビジョン「エンジニアリングの力で未来に彩を」の実現を担うリーダーたちに、現在の取り組みと今後の展望について聞いてきました。
今回は同シリーズの最終回として、経営推進本部を取材しました。インタビューしたのは、経営推進本部 部長の竹澤綾花(たけざわ あやか)さん、同部総務課 課長の吉田菜緒(よしだ なお)さん、メンバーの林幸織(はやし さおり)さん、原理奈子(はら りなこ)さんです。
ピープルの経営推進本部は、管理部門としての事務処理を確実に遂行しつつ、役員と共に経営を推し進める会社全体のリーダー役を担っています。4名はどのような思いで仕事に向き合い、未来を切り拓いているのでしょうか。
経営を推し進めるため、社内全体をDX化

―経営推進本部のミッションを教えてください。
竹澤(敬称略):
文字通り、「経営を推進していく」ことがミッションです。以前は「管理部」にあたる部署ではありましたが、ピープルでは管理するだけでなく、会社経営を推し進める役割を担っています。会社全体の経営判断をする役員と、日々の事業を推進していく事業部との橋渡しを行っています。そのため2018年に「経営推進本部」と名称を改めました。
例えば、役員が考えていることを社内に発信したり、逆に事業部で働いている社員の意見を役員に伝えたりしつつ、自らも企画立案して発信したり実施したりするのが主な役割です。社員全員が社内の情報にアクセスできたり、その情報をもとにコミュニケーションを取ったりできるようにオンラインとリアルの両面から体制を整えています。
この情報の発信・流通変革の動きを社内のDX化と呼んでいて、今力を入れている取り組みです。
―具体的には、どのような業務を行っているのですか?
竹澤:
経理、人事、労務、法務、広報、採用を含めたブランディング、社内の安全衛生など多岐に渡ります。これら業務内容は、主に総務課の仕事です。経営推進本部は総務課以外に、人事課、AIツール販売企画室があります。どの業務においてもそれぞれの分野でエキスパートになれるよう、毎日奮闘しています。
吉田(敬称略):
私は総務課の課長として課内全体を管理しつつ、人事課の役割である採用や社員教育にも携わっています。
2006年に新卒でピープルに入社してから、ずっとエンジニアとして事業部に所属していたのですが、2024年8月に経営推進本部へ異動となりました。今までとは違う業務が多いものの、社内全体でDX化を推進していくと聞いて、少しでもエンジニアとしての経験を生かせたらと思っています。
林(敬称略):
私も2024年8月に、事業部から経営推進本部へ異動しました。総務課には主に労務チーム、経理チームがあり、私は労務をメインに作業をしています。また広報作業も担っており、ピープルの情報を社外に発信する仕事もしています。今期は総務課のチームリーダーをしています。
原(敬称略):
私は2025年4月に新卒入社しました。経理チームに所属しつつ、ブランディングにも携っています。
社員全員が経営視点を持つための変化
―なぜ管理部ではなく、経営を推進するための部署になったのでしょうか?
竹澤:
会社を動かしていくうえで、役員だけが経営に関わるのではなく、社員全員が経営視点を持つことが必要だと考えたからです。
このような考えになったのは、2018年に現社長の横道さんが代表取締役に就任したのがきっかけでした。それまでは「事業部の社員には、エンジニアとして開発に専念してほしい」との思いがあり、事業部で発生していた見積書や請求書の作成、販売管理などの事務処理は管理部が集中してこなしていたんです。
でも、自分たちの業務で発生した事務処理は自分たちで対応できた方が、今まで以上に社員がビジネス感覚を持って仕事ができるようになり、事業全体を俯瞰して効率化や改善ができるようにもなるのではと考えました。
これによって事業と人材の両方が良くなる。それがピープル全体の成長にも繋がるとの判断でした。
この頃から事務処理部隊だった私たち「管理部」は「経営推進本部」となり、会社が一体となって前に進むための役割を担うようになりました。役員と事業部の間に立ち、コミュニケーションを図る必要があり、そのための情報の見える化も急がれたのです。DX化の必要性も自然と高まっていきました。
事務処理の完全ペーパーレス化を実現したり、AIツールも早めに導入したりしてきましたが、今はそのツールやデータをより高度に活用するフェーズになっています。どのように活用するのが使いやすいのか、社員のためになるのかなど、社内でコミュニケーションを取りながら検討・実行したいと思っています。
それぞれの分野のエキスパートに

――現在、力を入れている取り組みを教えてください。
吉田:
私はキャリア教育に力を入れています。社員一人ひとりが10年後、20年後にどのように成長したいか、その実感を持てるように教育を推し進めたいです。
以前は3か月かけて新入社員研修を行い、その後は配属先で日々の業務を通して成長していました。ただ、IT業界の成長スピードが早いのもあり、日々の業務だけでは世の中の流れに追いつくのが難しいという課題があったんです。
そこで、入社後3年目までにどこまで成長していてほしいか、どんなスキルを磨いてほしいかを具体的に定義して、社員一人ひとりに合わせて育成の計画を立てるようにしました。成長をサポートできるよう、社内では教育ツールを導入していまして、定期的にリーダーと振り返りをしたり、育成の状況を誰でも確認できるよう可視化もしています。これがDX化のひとつです。
ただ、ツールを導入したり可視化したりできたのはいいものの、どのように活用したらいいか悩む声が社内から聞こえています。社員の声を聞きながら、みんなが活用しやすいように育てていこうと考えています。
林:
私は特に社内コミュニケーションに力を入れています。新年会や新入社員歓迎会、社員旅行、他社さんを交えた交流会、全社会議の懇親会企画運営など、この1年で様々なことをやらせていただきました。
例えば、全体会議の懇親会では、各拠点から社員が集まります。普段交流が無い社員同士、懇親を深めてもらうために、お互いを知るきっかけになるようなイベントにしようと考えました。手を動かすイベントを通じて、コミュニケーションのきっかけが増えるかな、などと社員みんなが楽しんでいる姿を想像しながら企画しました。リアルな接点をたくさん作ることで、心の距離をぐっと縮められたかなと思います。
というのも、私は4年目まで大阪の拠点で働いていて、岡山や東京の拠点がどのような雰囲気なのか、どんな社員がいるのかほとんど分からなかったんです。他拠点とコミュニケーションを取りたくても取りにくかった経験があるからこそ、拠点や部署をまたいで気軽に話せる機会をつくっていきたいと思っています。
竹澤:
以前からイベントは行っていたのですが、参加人数が全然違うんです。林さんの企画を、社員が楽しみにしているのがよく分かります。
林さんは物理的な導線だけでなくて、コミュニケーションの導線まで考えているのがすごいんです。コミュニケーションの活発化は、私が林さんに期待していたことでもあるので、力を発揮してもらえているのも嬉しいです。
―コミュニケーションが円滑だと、仕事が楽しくなりそうですね。

原:
私も社内イベントを楽しみにしています。そこでできたつながりやコミュニケーションがハードルを下げてくれるので、そのまま普段の仕事にも活かせるなと思います。経営推進本部の中だけでなく、事業部のみなさんとも積極的にコミュニケーションを取りやすいなと感じています。
まだ分からないことが多く、先輩のみなさんに質問することも多いのですが、経理チームや経営推進本部の先輩だけでなく事業部のみなさんにも声をかけに行くんです。初めは質問するのも緊張したのですが、みなさん優しいので安心して話せるようになりました。
これは吉田さんや林さん、そしてお二人と同じく事業部から異動された、経理チームの江本さんの3名が事業部との橋渡しをしてくださっているからこそ、できることだなと思っています。他部署のみなさんにフラットに話しかけに行く姿を見て、私も同じようにコミュニケーションを取っていこうと思えました。
吉田:
原さんは物怖じしないというか、「まずやってみよう!」という気持ちや行動が素晴らしいなと思います。新入社員で社歴はまだ数ヶ月ですが、意見を求めたら自分の意志を言葉にして伝えてくれるんです。先輩・後輩という関係性を超えて、同じチームとしてフラットな関係でいられるのが頼もしいなと思います。
DX化の先には「人」がいる

―話を伺っていると、「コミュニケーション」というワードが何度も出てきています。みなさんがコミュニケーションを図るうえで意識していることはありますか?
吉田:
クローズドなやりとりをしないことです。例えば社員から個別の問い合わせがあったとき、他の案件で似たような事例を探せたら、回答する際に参考になるはずです。そのときは担当者ではなかったとしても、いつか同じことで自分も困るかもしれない。ピープルで起きることは、すべて自分の課題なんだと自分事化しやすいように、DX化を進めたいと思っています。
また、働くうえでの個人の目標については、私たちが経営推進本部に異動する前から全社に開示する文化がありました。互いの目標を知っていたら、「あの人はこういう目標だから一緒にやってみよう」と協力しやすくなるからです。
林:
システムエンジニアって、調べるのが得意なんです。そのため、事業部から総務課への問い合わせ内容をオープンな場でしておくことで、他の人も、その履歴を調べて解決することができます。でも、調べるだけですべての情報が分かるかと言われたら、そうでもないです。
知りたい情報の概要はツールで知ることができるようにしておく。さらに詳しいことが知りたい場合はその情報を持っている社員に話しかけに行く。そうやってコミュニケーションを生むために、私たちはDXを推進しています。
―DXという言葉だけを聞くと、「デジタル」「効率化」のイメージがあり、人と直接コミュニケーションを取るのは「アナログ」だと思っていたのですが、ピープルはコミュニケーションをスムーズに行うためにDX化を進めているのですね。
竹澤:
「ピープル」という名がつく社名の通り、人を大事にしている会社ですから、DX化の先に「人」がいないとやる意味はないと思います。DXは手段なので、その先の人のお困りごとを解決したり、楽にすることを忘れないようにしたいですね。
また会社としては、答えを考えるためのプロセスを大事にしてほしいんです。すぐに答えを欲しがるのではなく、答えに辿り着くまでに考えたり、人に話を聞いたりすることが、いい答えを生むのではないかと思っています。
DX化を推進して効率化できるところはしつつ、社員同士の繋がりはより強くしていきたいですね。
社員がやりたいことを応援できる土台を、より強固に

―経営推進本部としての、今後の目標を教えてください。
吉田:
経営推進本部の目標は「会社の方針や、社員からの意見・情報を見える化し、自分事として経営に関わっていく意識を持てるようにすること」です。経営層の想いである「社員全員が経営推進できるようになること」を一緒に目指していきます。
ピープルは以前から、やりたいと思ったことに挑戦できる文化があります。今後DX化が進み、コミュニケーションが活発になると、今までよりも社員からやりたいことが出てくるのではないかと思っています。
社員がやりたいことを応援できる土台を固め、「これがやりたい!」と言われたときに「やってみよう!」と言える土壌を整えておくこと。そのために、経営推進本部のメンバーそれぞれの専門性を高めていきたいです。
竹澤:
経営推進本部は、「社員を守る役割」もあると考えています。やりたいことを自由にやっていいよ!と言える文化があるからこそ、危ない橋を渡りそうなときは守らないといけません。
また社員の生活を守るためには、「ピープルという会社の存在」を守っていかないといけない。これが役員と経営推進本部との共通目標です。
私たちは、会社経営と事業部を繋ぎ、会社を前へと動かしていく歯車の中心だと思っています。
いざというときに社員を守ることが、働きやすくやりがいを持って仕事できる環境に繋がると思って、部署のみんなと一丸となってがんばっていきたいです。
以上、経営推進本部の前編でした。ありがとうございました!
本記事に関するお問合せ担当部署
ピープルソフトウェア株式会社 経営推進本部
※本記事の内容は、記事掲載日時点の情報にもとづき作成しています。
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