ピープルソフトウェア株式会社ピープルソフトウェア株式会社

Topics トピックス

ピープルソフトウェアの最新情報をお届けします。

4.コラム2025.9.30

【経営体制を新たに!前編】変革の船を動かす「5名体制」の羅針盤 ― 価値提供の最大化へ向かうピープルソフトウェアの挑戦

こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。

ピープルソフトウェア株式会社は2025年9月25日をもって、役員を3名から5名に強化し、経営体制を刷新して新たなスタートを切っていきます。

【役員一覧】

・代表取締役社長:横道彰(よこみち あきら)

・専務取締役:川﨑雅規(かわさき まさのり)

・常務取締役:池田貴浩(いけだ たかひろ)

・取締役:藤本典男(ふじもと のりお)

・取締役:山本博昭(やまもと ひろあき)

経営の核となるメンバーが増えることは、会社にとって大きな変化であり、今後ピープルが進む方向を左右するといっても過言ではありません。

そこで、役員5名の座談会を開催しました。
なぜ、このタイミングで経営体制を強化したのか、その背景にはどのような意図があるのか。
まずは前編をお届けします。

役員自らが変化を選び、社内にインパクトを与える

―なぜこのタイミングで、経営体制を強化したのですか?

横道(敬称略):

ピープルが今後も世の中に対して価値を提供し続けるために、まずは内部に変化を起こしたい。それは一刻も早い方がいいと思ったので、会社の節目などではなく何のタイミングでもない今、踏み切ろうと思いました。

私は2018年から代表取締役を務めていますが、会社を経営するようになってからずっと恐れていることがあるんです。それが「停滞」です。

会社は生き物なので、常に変化していないと世の中の流れに置いていかれます。今のIT業界は特に、新しい技術が次々と出るなど、変化が早いですよね。

会社の顔として社外に出る機会が多くなり、世の中の動きを肌で感じることが増えたからこそ、“停滞”や“慣れ”というのは、会社を生き残らせていくうえであってはならないと思うほど恐れているのです。

慣れていることをただ繰り返していては、停滞どころか衰退してしまうことを恐れています。そこで自ら変化を起こしていく、そのきっかけを社内でどんどん作っていきたいのです。
その大きなきっかけのひとつが、今回の経営体制強化です。

―まずはピープルを経営する自分たちから変化を起こしていこう、ということですね。

横道:

2025年9月までは役員が3名でしたが、この体制になったのは2018年の秋でした。このとき、社外だけでなく社内に与えたインパクトが大きかったのをよく覚えています。

例えば自分の場合は、社長になると決まったとき、まだ現場で大きな仕事をさせてもらっていました。私は現場が好きなので、エンジニアとしてこのままプレイヤーでいたいと思う気持ちもあったのですが、社長がいつまでも現場に張り付いているわけにはいかないですよね。
誰かに引き継がないといけない。そのとき私の業務を引き継いでくれたのは、藤本さんでした。

藤本さんの役割が変わると、肩書も変わっていく。すると今度は、藤本さんのポジションが空くわけです。藤本さんのポジションには、後輩が入って・・・と、誰かの肩書が変わったら、世代交代が起こります。「自分も何かやらなきゃ」という空気が、社内に広がるんです。

当時はピープルの歴史上、初めて社長が代わるということもあって、かなりインパクトが大きかった出来事でした。

あれから丸6年経って、当時あれだけインパクトがあったのに、今ではこの体制が普通になっています。若い社員と話していたら、先代社長のことを知らないと答えた人も少なくありませんでした。

もちろんこの6年間で、変化していないわけではありません。委員会活動の始動や、新部署の立ち上げ、事務所の移転など、毎年のように少しずつ変化してきたとは思います。だからこそ、「役員自ら変わっていく選択をしていかないといけない」と強く思うようになりました。

役員体制を強化したこととイコールで、事業内容が変わったりするわけではありません。でも、目に見える形で肩書が変わる、役割が変わることなど、分かりやすい形で変化を見せることでのインパクトは強いはずです。


社員一人ひとりが「ピープルは次に進むんだな」「自分も何かやらないと」と思うきっかけになったらと思います。

「緩衝材」「品質を守る」引き続き役員を担う2名のそれぞれの役割

―川﨑さんと池田さんは、2018年から引き続き役員としてピープルの中心を担われると思いますが、ご自身はどのような役割だと考えていますか?

川﨑(敬称略):

私は、社員が進んでいく線路に「緩衝材」を敷く役割なのだと思っています。

今の時代は、会社員であっても、自分が進む道を会社に指示されるのではなくて、自分から意志を伝えて、自分が進む道を自分で作るようになってきましたよね。
もちろんピープルでも、社員がやりたいことを会社を使って叶えてほしいし、それができるサポートをしたいと考えています。

ただ、線路っていきなり敷いて走れるものではないと思うんです。勢いあまって進むと誰でも転びます。緩衝材を敷くから、転ばずに進めます。
その緩衝材とは、会社のルールやコンプライアンスであり、資金や投資、ならびに採用や人財といった資源に対する戦略や、今まで築いてきた地域との繋がりなど、様々なものが当てはまります。
これらを一つひとつ整えて、社内外に浸透させていくのが私の役割なのかな、と。

それは、今までやってきたことと新しいチャレンジを両立する方法だと思うんですよね。そんな緩衝材を、これからも敷いていけたらと考えています。

横道:

これ、大変なんですよ。社員が「これやりたいです!」と言っても、何でもやっていいわけではなく、最低限の土台のうえでやってもらわないと転ぶので。

みんながやりたいことができるように、でも締めるところはきちっと締めてもらう。そういう役割を、川﨑さんには担ってもらっています。

川﨑:

たしかに大変ですが、非常に面白いですよ。以前、産学連携を進めている話をしましたが、新しい取り組みをやるとき、共に走れる社員がいるのは心強いですし、仲間が思う存分走れるように緩衝材を敷けるのは働くうえでの喜びでもあります。

今回の経営体制刷新で、私は専務という肩書きになります。線路や緩衝材を敷く動きを、より一層進めていきたいと思っています。

池田(敬称略):

私の役割は開発ですね。ピープル全体のエンジニアとしての品質をしっかり保ち、さらに向上させること。横道さんが社外に出て行く役割なら、私は「社内を守る」役割なんだと思います。

イノベーション推進事業本部ができるなど、ここ数年のピープルは外向きの動きが増えてきました。新しく出会った企業さんのコンサルティングまでするようになったのはすごい変化だなと思います。ただ、重要なのは、ピープルは品質がいいと自信を持ってお客様に伝えられることだと感じます。

今のピープルは、次のステージに行くためにアクセルをさらに踏んでいく段階。それを内側で支えるのが、私の役割かなと思いますね。

横道:

ピープルは、エンジニア集団をベースとするIT企業です。製品の品質やセキュリティは何よりも大切だと考えています。

当社がもっとも大事にしたいと思っているのは、ベースラインの開発力です。社外で営業やコンサルティングの担当が安心してご提案できるのは、このベースラインがあって、良い品質が出ているからこそ。

池田さんが、社内でしっかりと品質を見てくれているからこそ、私が飛び道具のような活動ができるんだと思います。

新役員は新しさの象徴。社外との価値共創へ

―新役員となる藤本さんと山本さんは、ご自身の役割をどのように考えていますか?

藤本(敬称略):

今までの話の流れを汲むと、私は「新規領域に向けた飛び道具(飛び道具2)」だと思います(笑)。
価値共創の旗振り役ですね。

以前からずっと、ピープルがより高い価値を出すためには何が必要なのか?を考えていたため、既存領域を中心に安定基盤を確立/拡大し、新しい可能性を探求するため外の世界と多くの繋がりを作ったりするなど、常にそのために必要と思われる行動を続けてきました。

こうした行動の過程でイノベーション推進事業本部を立上げ、一緒に挑戦する仲間にも恵まれたおかげで、事業自体も軌道に乗りつつあると感じる状態まで持っていくことができました。

個人的には、ピープル単独で培った価値を出していこうとするのには、限界が来るのではと考えています。様々な業種の方と、様々な可能性を掛け合わせることで、ピープルが生み出す価値がより高い価値へと変わるような新しい取り組みをやっていきたいという想いは、今も変わりません。

だからこそ、社内においても既存という領域(暗黙の枠)に捉われず、新しい領域を融合させた未来を目指すためのギアを上げることで、今よりも上のステージで価値を創ることができるのではと考えています。
このタイミングで取締役になったのも、そのための手段として必要と考えていたため、手を上げないという選択肢はなかったです。

横道さんが言うように、「これまで想像したことのないような社会の変化に対応し、私たちが社会から必要とされる存在であり続けないといけない」というプレッシャーを、私も常に感じています。
そのためには私自身も、一緒に取り組む仲間とともに、社会から必要とされる新たな可能性を創れる人に成長していかないといけません。

ピープルは、オーナーシップをもって主体的に取り組もうとする人にとっては、やりたいことを経験できる機会が多く、恵まれている環境だと思っています。この環境をうまく使わせていただきつつ、その枠を超えて、出会った方々との強みを融合できるようにがんばっていきます。

横道:

藤本さんとは昔から切磋琢磨していたというか、どんどん外に出て行っていた仲間です。その積み重ねは、私だけではなく周りからの信頼を本当に得ていますよね。
そういった活動をさらに広げていくため、取締役になるのは必然だと思います。

山本(敬称略):

私の役割は、「ピープルの価値を市場でしっかりと発信し、売上に繋げていくこと」だと考えています。

私は管理部門にいて、主な担当領域は法務・広報・人事です。これらを専門的な事務処理というより、当社のバリューチェーンの一部と捉えています。

ピープルの価値は、開発力の高さがコアの部分ではありますが、それをちゃんとお客様に届けて、市場で評価を得るまでを考えると、付随する業務のスキルもピープルの価値のひとつだと私は思います。付随する業務の価値も含めて外に発信して、ピープル自体の価値向上に貢献していきたいです。

最近ピープルに入社して丸10年を迎えたこともあり、セカンドキャリアも視野に入れつつありました。そんなタイミングで今回の取締役就任の話があり、新たなチャレンジの場を与えてもらったと感じました。私も藤本さん同様、手を上げない選択肢はなかったです。

後を任せていく現在の管理部門のメンバーは様々な強みを持っていて、実力も伸びてきています。一緒に働いていて、本当に頼もしいです。管理部門で培ったノウハウも、社外に発信していきたい。それが私のミッションだと考えています。

横道:

山本さんがやろうとしていることは、ピープルの価値を市場に乗せるときに適正価格にしようとする取り組みですよね。

私は社員を見ていて「すごいな」と思うことばかりなんですが、本人たちはよく謙遜をしています。謙虚自体は悪いことではありませんが、自分たちで自分たちの価値をしっかり見出して、相当分のお金をいただくのって、あるべきビジネスの形だと思うんです。

あえて言葉にすると、「価値が高いことをしているんだから、堂々とビジネスして数字を取りに行こう!」ということ。
山本さんは、その先頭に立ってくれています。こういう人がなかなかピープルにいなかったので、唯一無二のスキルと行動力でピープルを引っ張っていってほしいなと思います。

グループ経営を視野に、一人ひとりが経営者を目指して

―今後、新しい役員体制でやりたいことを教えてください。

横道:

既存領域を守って、新規領域に挑戦していきます。
今までもこの「両利き経営」をやってきましたが、役員が増えたことでその動きを加速していけると思うんです。

私以外の役割についてあえて言葉にするなら、今まで取締役だった2名は既存領域を守ります。例えば、開発力はもちろん、既存のお客様との仕事や、地域との繋がり、地域の方々からの評価などを守って、より強化していくということです。

そして、今回取締役になった2名が新規領域に挑戦していきます。実際はきっちり役割が分かれるわけではありませんが、動きとしてこのように分けることが増えると思います。

既存領域・新規領域の両方を進めていくうえで私の頭の片隅にあるのが、グループ経営です。

グループ経営とは、例えば新しい関連会社を増やしたり、第三者と連携したりする経営の在り方を意味しています。

ピープルって、ひとつの会社で本当に様々なことをやっているんですよ。お客様のシステム開発を長年受託しつつ、美術館などの音声ガイドシステム(MUSENAVI)といった自社製品の開発や、DXアドバイザリー(P-Grow)、他社商品の代理店販売(PeopleX AI面接)など、多くのサービスを扱っています。
今後も複雑な事業展開が想定されるので、それに対応するキャパシティを持つこと。かつ、各事業についてお客様や市場に分かりやすく伝えていくことが、新たな経営体制で求められていると考えています。これらを実現するうえで、グループ経営は選択肢として充分あると思いますよ。

―グループ経営といった未来にピープルが進むために、今、具体的に社内で取り組みたいことはありますか?

横道:

私たち役員だけではなくて、社員一人ひとりが経営者の視点を持てるようになってほしいと思っています。

実質、ピープルの経営者は社長の私一人です。でも本当は、全役員・全社員一人ひとりがピープルを動かしている経営者なんですよね。この考え方を、私は社内に浸透させたいと考えています。

一方で、いきなり全員が「私は経営者だ」と思えるか?と言われたら、それはむずかしいと思うので、まずは役員を増やすという分かりやすい変化を起こしました。

また、経営会議には事業をけん引してくれている部長やプロジェクトリーダーに参加してもらうことを、現在進行形で行っています。そうやって少しずつ、経営思考の輪を作れたらと思っています。

とはいえ、今回の経営体制変更は、私たち5名にとってはかなりプレッシャーなんですよ。
「言っちゃったからには進まないと」とか、「言ったら後戻りはできないぞ」と思っているので(笑)

ただ我々は、「社員さんよろしく!」と言って何もしない、ではだめだと思うんです。自らを奮い立たせて、常に動いて、自分が一番チャレンジしている姿を見せて、その姿やマインドを社内に残していこうとしています。

新役員は、それをやるにあたっての経験や実力、信頼があってこそ選出されました。今まで以上にどんどん活躍していただけたらと思っています。期待しています。

【経営体制を新たに!前編】でした。ありがとうございました!



本記事に関するお問合せ担当部署
ピープルソフトウェア株式会社 経営推進本部

※本記事の内容は、記事掲載日時点の情報にもとづき作成しています。



おすすめページ


サービス|ピープルソフトウェア株式会社


関連記事

2025.8.29掲載【2025年度ピープルソフトウェア全社会議レポート】会社の体制を強化し、さらなるイノベーションを目指す1年へ

2024.5.31掲載【ピープル経営層の「転機と選択」】仲間の得意を活かすため、できることを。社長のロール(役割)に繋がった、キャリアの変遷とは(代表取締役社長:横道彰)

TOPICS一覧へ戻る