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4.コラム2025.10.31
【経営体制を新たに!後編】変革の船を動かす「5名体制」の羅針盤 ― 価値提供の最大化へ向かうピープルソフトウェアの挑戦

こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。
ピープルソフトウェア株式会社は2025年9月25日をもって、役員を3名から5名に強化し、経営体制を刷新して新たなスタートを切っていきます。
【役員一覧】
・代表取締役社長:横道彰(よこみち あきら)
・専務取締役:川﨑雅規(かわさき まさのり)
・常務取締役:池田貴浩(いけだ たかひろ)
・取締役:藤本典男(ふじもと のりお)
・取締役:山本博昭(やまもと ひろあき)
前回のコラムに引き続き、役員5名の座談会を開催。
今回の後編では、ピープルのコラムでも度々言及がある「価値」とは?にフォーカスし、話を進めました。
「感動価値創出企業」と謳っているピープルの役員が考える「価値」と、役員ならではの経営者目線にご注目ください。
自分たちのスキルや経験を数字で表せるように

―前編のインタビューにて「価値」という言葉が何度も出てきました。ピープルにとって「価値を創る」、もしくは「価値を高める」とは、どのようなことを意味していますか?
藤本(敬称略):
私は、社外にも「共に事業を進められる仲間をつくること」が、今後ピープルの価値をより高めていけると考えています。
社外に仲間をつくれば、ピープルという枠にとらわれることなく、様々な物差しで意思決定できるようになると考えているからです。
お客様や社会にあるニーズや課題は、多岐に渡ります。
ピープル1社の物差しだけでは「できるか・できないか」という二極の思考に陥ってしまったり、「やるか・やらないか」を考えて「やる」と決めても、そのための道が閉ざされてしまったりする場合も多いのではと思うんです。
私たちは、お客様や社会が本当に必要としているのは何かを考え、それを満たすだけではなく、期待を超えた価値を届けるにはどうしたらいいかを探求していきたい。
そのためには、私たち自身が多様な物差しを持っておく必要があると思っています。
だから、ひとつの固定化した枠にとらわれず、新しい可能性を探求できる「仲間づくり」を重要視しているんです。
「私たちだけよければそれでいい」のではなく、お客様や、想いを共有する仲間といった関係者全てにとっていいことがあり、お互いの将来にとって新しい可能性が広がる活動をしていきたいと考えています。
今はその役割を、イノベーション推進事業本部が担っています。
また、仲間づくりをするうえでも「一人ひとりがオーナーシップを持つこと」がとても大切です。
オーナーシップを持って価値を探求したのちに、数字にこだわるように心がけています。
横道(敬称略):
イノベーション推進事業本部は新設した部署ですが、「◯件契約しました!」とか、「◯万円売り上げました!」とか、結果を数字で表せるようになっているのが素晴らしいなと思っています。
「価値」って、単刀直入に言うと「数字」なんですよ。
数字の話はタブー視されがちですが、「どなたにも理解していただきやすい、自分たちのスキルや経験を数字で表すもの」と考えてもらえると、価値自体が分かりやすい指標になると思います。
例えば資格を取るなどして、今までできなかったことができるようになって、100万円で受注していた仕事が200万円で受注できたとします。これは価値を高められた証ですよね。
「価値」によって、「数字」も変わります。シビアですが、それがビジネスの世界です。
私は「社員一人ひとりが経営者視点を持てるようになってほしい」と考えています。が、それは単にスキルなどを身に付ければ良いということではなくて、自分たちが持っている「価値」を「数字」に変えて、自信を持ってビジネスができる人を社内に増やしたいと思っているからです。

川﨑(敬称略):
社員には「コストがこれくらいかかって、利益がこれくらいだからこの価格」ではなくて、「これだけの価値があるからこの価格です!」と自信を持って言えるようになってほしい。
そしてお客様にも「この価格でもいいからほしい」って言ってもらえることを目指したいですね。
池田(敬称略):
時代が変われば人も変わるし、スキルや経験も変わるし、価値も変わる。「10年前と単価が変わらない」はある意味不自然だと思いますね。
本来は、事業を継続していればノウハウが蓄積されたり、効率化されたりして、価値は高まっていくはず。単価を向上させるというかたちにはもっていきたいですね。
藤本:
もちろん、数字への考え方は時代によって変わります。
でも私たちは、変わるのを待つのではなくて、自分たちから変えていきたいです。
山本(敬称略):
私の管轄である管理部門は、自分たちの仕事が直接数字に反映されることが少ないですが、数字への貢献と無関係ではないんです。
管理部門メンバーの考え方として、自分たちが担っている作業が事業のバリューチェーン全体のどこに該当しているか、経営数字の「どの部分」に影響するかということを意識してほしいと思っています。
私からメンバーには、経営数字との関係では「損益計算書と貸借対照表を見ながら、自分の仕事がどの数字に影響を与えているのか考えましょう」と伝えています。
等身大の自分を評価する仕組み

―自分たちの価値を数字に転換することが、経営者視点の第一歩なのですね。
横道:
良くも悪くも、会社への評価は数字ですからね。
私は社外の方と接する機会が多いので、日々痛感しています。
ただ、ピープルの社員は一人ひとりスキルや経験がすごいんですよ。世の中を客観的に見ても、「ピープルはすごいことをやっている!」と誇りに思います。
だからこそ、謙遜しすぎずに、自分のことを評価してもらいたいなと思いますね。
がんばっているぞ!すごいんだぞ!と。
山本:
ピープルでは2023年に評価制度を見直し、自分で自分を評価したり、仲間に評価してもらう仕組みを作ってきました。どんな仕事をしたのか、どんな結果が出たのかを、自分で言えるようになってほしいと思っています。
誰かの評価を待つのではなく、自分で目標を立て、有言実行で自己ベストを尽くし、自分で結果を検証することへの責任を持ってほしいと考えています。
川﨑:
自分で自分を評価できるようになると、できることと同時に、「一人でできる限界を知ること」にもなります。謙遜しすぎず、過大評価もせず、今の自分ができることを知ったら、自分の価値を伝えられるようになると考えています。それが、チーム全体の価値やサービスの価値、ピープルの価値を言葉にできるか?にも繋がりますからね。
あとは自分だけではなく、周りの人ができることを知る余裕も持っていてほしいなと思います。
周りにリスペクトを持ちながら仕事できると、今まで以上にそれぞれの価値を発揮し合えるようになるはずです。
藤本:
今の評価制度は、突き詰めると「オーナーシップを持ちながら取り組む人やチーム」を評価する仕組みでありたいし、していきたいと思っています。
互いの信頼やリスペクト、責任の積み重ねがあり、創意工夫を続ける。
そして、個の能力を最大限に発揮しつつ、それぞれが自分の役割を責任をもって果たす。その重なりのもと「強いチームと豊かな体験を生む」ことができると考えています。
先が読めない変化の激しい時代ですが、私たちの挑戦につなげるため、オーナーシップを持ち小さくても日常の「しわざ」を積み上げていくことのできる人を増やしていきたいです。
また、IT業界は時代の流れが速いですから、今まで以上に主体性を持って、仕事に取り組んだり、勉強したりする人を増やしていきたいです。
道標を言葉で示し、変化をつくる

―時代の流れといえば、最近はAIの進化も止まらないですよね。
横道:
1年くらい前から、私はピープルを「AI企業」と謳うようになりました。
全員が全員、業務でAIを使っているわけではありませんでしたが、IT企業ですから、AIを使えて当たり前、AIを使うのが普通の状態を目指そうと思ったんです。
これは経営体制を刷新して、変化を分かりやすく示そうとしているのと同じで、「AI企業」と謳うことで「ピープルはこれからAI企業になるんだ」と、社員の意識を変えることに繋がります。加えてそれが、社外から見たピープルのイメージにもなるんです。
山本:
AIについて日々学んだり、自社サービスに活かしたりするのはもちろんですが、普段の業務で他社サービスを活用し、そのサービスの販売代理とともに、ノウハウも販売するようになりました。
例えば、管理部門の関連部門では「PeopleX AI面接」の販売代理店事業を扱っています。
ユーザー企業様の導入支援や、導入後の伴走支援に対応させていただくことを想定しています。実際に自分たちも使っていて、何が便利なのか、どのように社内で活用していけるかを知っているので、採用に課題を抱えている方の役に立てたらと思っています。
暮らしに「彩(いろどり)」を添える企業になるために

―最後に、経営体制刷新にあたり今後の意気込みを聞かせてください。
横道:
具体的な目標はこれから5名で決めていくのですが、「目標をみんなで達成していくための環境を用意する」のが役員の最大の役目だと考えています。
3名の経営体制が『ステップ1』だとしたら、5名体制になった今は『ステップ2』に入りました。これからステップ3、4…と進むためのギアを上げるタイミングなんですね。
ただ、この経営体制刷新を追い風にできるかは、我々の行動にかかっています。
数字にできる面・数字にできない面それぞれの課題を見える化して、改善して、成長していく。そのプロセスをもう一段上げられるように、がんばって走っていきたいです。
池田:
これから立てる具体的な目標の先には「2050ビジョン」があります。その達成に貢献したいですね。
2050ビジョンとは、2050年に達成したいことを言語化したもので、「時代の変化に合わせたエンジニアリングへのこだわりを価値として最大化し、お客さまがありたい姿へ革新していくために、かけがえのない存在となり、世界の人々の暮らしにデジタルで彩(いろどり)を添える」と掲げています。
「世界」というキーワードが入っているので、どこかのタイミングで世界に挑戦するのだろうと思っています。
私が引退する頃には「世界が少し見えてきたな。光が見えるな」と思える状態には持っていきたい。
そのために、会社としての地盤を固めつつ挑戦していける土壌をつくっていきたいと考えています。

山本:
私は、次の世代の若い人たちが岡山に移住したり、Uターン就職したいと思ったりしたときに、ピープルが就職先の候補になれるよう取り組んでいきたいです。
私自身が実は移住組で、10年前に大阪から移住してきました。移住するときの必須条件はもちろん仕事になります。私はエージェントを介して転職活動をしていましたが、何社か紹介いただいてもピンと来なくて、最後にピープルを紹介いただいたんです。
会社のことを調べたときに「面白そう!」と思い、岡山ならここしかないという思いで応募しました。
つまり私にとってピープルは、経営方針に「面白い」を持っている会社だったんです。
意思決定のときに、ただ儲かるからではなく、心の動く方向を選びたい、そのために数字をしっかり見るという考え方をします。数字だけだとAIのように合理的選択をしているだけなのかもしれないですが、そこに「面白い」の軸が入ることで、人間(ピープル)らしい経営になっていると思います。
「岡山・倉敷にピープルがあってよかった」と思ってもらえる会社として、持続可能性のある経営をしていきたいですね。
藤本:
私は5名の役員の中で唯一、東京を拠点としています。これまでの中でも触れていることですが、拠点という枠にとらわれず新しい可能性を探求するビジネスや、仲間との接点をつくるための活動をしています。
先ほど横道さんも話していましたが、私も色々な方とお話しする機会が多く、改めて「ピープルっていいエンジニア集団だな」と感じるんです。だからこそ、もっとパフォーマンスを発揮できる環境を創っていきたいと考えています。
「感動価値創出企業」の「感動」とは、心を動かすことだと考えています。
心を動かすもののひとつに体験があると思っています。それぞれ部署や強みによって役割は違うと思いますが、「デジタル×体験」というキーワードに負けない力を醸成し、ピープルを外へ発信していきたい。その結果、他社との連携や新たなお客様との出会いに繋がって、新しく豊かな体験を創っていけるようにがんばりたいと思います。
川﨑:
「ピープルソフトウェア」の名に恥じない会社に、よりなっていきたいですね。
ピープル(=人)とソフトウェアを、愛を持って近づける会社で在りたい。これは自分たちのためでもあり、社会のみなさんの生活に「彩」を添えるためでもあります。
会社名に恥じないよう、今まで培ってきたものは大事にしながら、新しいチャレンジをする。そのために走り続けていきたいと思います。
以上、【経営体制を新たに!後編】でした。ありがとうございました!

本記事に関するお問合せ担当部署
ピープルソフトウェア株式会社 経営推進本部
※本記事の内容は、記事掲載日時点の情報にもとづき作成しています。
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