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4.コラム2024.3.29

【ピープル経営層の「転機と選択」】エンジニアとして新卒入社後、役割や役職が変化 仕事に対する喜びとは(執行役員:久保智哉)


こんにちは!ピープルソフトウェア広報チームです。

本記事では、ピープルの経営者に対して、これまでの人生やキャリアにおける「転機と選択」についてインタビューしていきます。今回話を伺ったのは、BC事業・PS事業の領域で執行役員を務める久保智哉(くぼ ともや)さんです。

久保さんは1991年に新卒入社し、通信教育事業・出版事業を行う大手企業のシステム開発を中心にエンジニアとしてキャリアを築いてきました。2015年に管理職となり、2022年に本部長へなったのち、2023年8月からは執行役員として働いています。

久保さんはピープル入社によりエンジニア志望の夢をかなえた後、社内で管理的立場や役職に就くことに。大好きな現場仕事から少しずつ距離ができてしまう過程で、葛藤や仕事に対する喜びの変化があったそうです。久保さんの転機と選択とは。


久保さんのプロフィール

  • うどん県観音寺市出身。母親の実家はうどんの製麺所。
  • 高校野球が好きで、幼少期より野球を始め、のちに甲子園で優勝する高校へ入学。父親の仕事の都合により、高校の入学式翌日に岡山県の高校へ編入。(当時は瀬戸大橋も開通しておらず通学は断念)。野球を続けるのは難しくなり、帰宅部へ。。
  • 帰宅部活動中に、友人の持っていたパソコン「PC-8801」「X1 turbo」に出会う。世の中が日米半導体貿易摩擦で揺れる中、自分で書いたコードがパソコン上で動く喜びに震え、IT業界で働くことを決意。コンピュータ専門学校へ進学し、1991年に新卒入社。
  • 通信教育事業・出版事業を行う大手企業のシステム開発を中心にエンジニアとしてのキャリアを築き、2015年より管理職となる。2023年より執行役員となり現在に至る。


BC事業の堅実さは継続しつつ、PS事業で新規開拓に挑む



―現在はどのような仕事をしていますか?


2023年8月から執行役員として全社の経営に携わりつつ、事業についても、BC(ビジネスクリエイション)事業とPS(プライムソリューション)事業の2つの領域を担当しています。

BC事業は、DS(デジタルソリューション)事業とともに、以前から大手企業を主要顧客に堅実に実績を積み重ねてきた事業です。お客様は昔からのお付き合いですが、お客様の内部・外部は常に変化し続けているので、私たちもこれらの変化に適応することが必要ですし、さらに変化を先取りしたご提案ができるよう、常にピープル内部の改善と変革も促すようにしています。仕事の価値観としては、今まで通りの仕事のようでいて、まったく同じではないという変化のポイントを見つけることを楽しんだり、さらに変化を仕掛けたりしていくようなマインドが重要な事業ですね。

私は新卒からずっとピープルで働いていますが、キャリアの約3分の2はBC事業のシステム開発でスキルを培ってきました。執行役員の立場になってからは、BC事業においては、部署のみなさんと今まで築いてきた経験値を共有しつつ、BC事業をさらに拡大させる関係構築に共にチャレンジする役割だと思っています。

一方でPS事業は、執行役員就任の時期に新しく立ち上がったビジネスで、新たなお客様と出会い、一から関係性を築こうとしています。BC事業・DS事業に並ぶ規模を目指して、ゼロイチのビジネス立ち上げにチャレンジしているところで。部署のメンバーはそういったチャレンジ精神旺盛な人材が集まっています。


久保さんはもともとエンジニア志望だったのですか


そうですね。エンジニアの道に進もうと思ったのは高校生のときです。商業科に通っていたのですが、情報処理の授業があって、1980年代なのでBASICでプログラミングするという内容でした。そのときの自分書いたコードがパソコン上で動くという喜びがエンジニア志望の原点ですね。

その後もコードを書きたい気持ちは続いて、高校生の頃ちょうどパソコンが普及し始めた時期で、学校以外でもコンピュータ雑誌を参考にプログラムを書いていました。仲が良かった友達の家に上がり込んで、簡単なゲームを作って友達と一緒に遊ぶといった、楽しみながら学べるという経験を繰り返して、「これが仕事になったらこんないいことはないぞ」といったことを考えるようになってました。この頃にはもうエンジニアしか考えられなかったですね。

その後は専門性をつけようと思って、大阪にあるコンピュータ専門学校に進学。就職活動中にピープルと出会い、岡山に戻ってきてエンジニアのキャリアがスタートしました。


結束力がある中で働ける喜び



これまでの久保さんの人生やキャリアにおいて、転機となった選択を教えてください


ひとつは岡山に戻ってきて、ピープルに就職したことです。専門学校生時代は大阪にいて、エンジニア志望の学生との交流など現地での楽しみや可能性もあったんですが、地元の方をはじめ様々な方との縁やエンジニアとしての原体験が強烈だかったせいか。岡山で働きたいと考えていました。

ピープルとの出会いは就職活動時ですね。IT企業は当時もいくつか選択肢がありましたが、社風の自由さはピープルが抜群でした。当時からフレックスタイム制を導入している会社は岡山では珍しくて、その他の働きやすさからも「自由に働けそうな会社だな」と惹かれました。

新卒からずっとピープルにいますが、自由な社風は変わらないなと思います。フレックスタイム制は今も続いているし、服装が自由なところも変わっていない。世の中の動きを見て、その動きをいち早く取り入れようとする姿勢がいいなと思いますし、そういった働きやすさを企業としての生産性に繋げているのは、自社ながらうまいなと思いますね(笑)。


長く働いているとしんどいときもあったのではないでしょうか。


しんどさを感じるようなプロジェクトの経験は、いくつもあります(笑)。ただそのときの自分の反応としては、仕事が嫌になるとか、会社を辞めようとか、そういう風にはならなくて。途中で投げ出す方が耐えられない性分なのと、お客様の反応が楽しみだったんです。必ずしも喜んでいただけるばかりではないですが、それにもめげず「作ったモノで相手を喜ばせたい」という思いが強かったですね。職場のみんなと、お客様の笑顔と満足を目指して頑張ることが楽しいと感じていました。

とはいえ、キャリアの最初の頃はそこまで考えられなかったです。プロジェクトメンバーとして動いていたときは高校時代と似ていて、「自分が作ったものが動く喜び」が強かったので。また、私から見た先輩社員はプロ気質というのか、自分のポリシーを持って働いているように感じていました。私もそうなりたいなと思って、よく仕事を教えてもらいましたね。

当時は30人くらいの会社でしたし、1人が複数のプロジェクトに関わっていることも多くあって、社員同士の結束力の強さも感じていました。社内の飲み会も多くて、ただでさえ強い結束をさらに強めてる感じとか、新しいメンバーもとにかくすぐになじめる雰囲気とかがありましたね。。その結束力の中で働けるのは楽しかったですし、喜びでした。

入社して3年目くらいから、小さなプロジェクトのリーダーをやり始め、その後マネージャーになっていくわけですが、そのころからお客様との接点が増えてきて、お客様から反応をいただくことがやりがいになってきました。残念な反応をされた場合には悔しい思いもするのですが、プロジェクトがきつければきついほど、それを乗り越えようとしてメンバーとの繋がりが強くなるし、得られる成果やお客様の反応も大きいものになります。みんなで成果を出すことも仕事の楽しみになっていきました。


「久保さんは他のメンバーが帰るまで帰らない」という噂があるとか(笑)


私も聞いたことがあります(笑)。実際は必ずしもそうではないんですが、頑張って働いている人たちを見守ったり、いつでもフォローに入れるように待機したりしています。一緒にいることが安心感に繋がることもあるので、必要なときは自分も残ることはありますね。そういうときは、きっとものすごく大変なプロジェクトだったんでしょう(笑)。

あとは、役職についてからは、決裁者として「スケジュールを調整するから今日はここまでで終わろう」という判断ができるので、そのために残るということもするようになりました。メンバーが「仕事が終わらない。どうしよう」と悩む前に判断を下せるところに、重きを置いて行動しています。


役割や立場が変わると、見る景色も変わる



ピープルに入社後、転機となった選択はありましたか?


管理職になったことと、執行役員になったことです。モノづくりの喜びが仕事の原点の自分としては、管理職だとモノづくりから一歩引いた立場になるので選びづらく、なかなか決断はできませんでした。

それでも管理職になる選択をしたのは、当時部長だった先輩が退職され、私の直属の上司だった池田さん(現在の常務取締役)が執行役員に就くことになったからです。身近な人のそういった動きを見ていて、自分も新たなロール(役割)が必要ではないかと、ようやく考えるようになりました。そんなときに再び管理職への打診があり、現場で働く以外の立場もやってみようと腹が決まりました。ようやく「分かりました」と返事をしたんです。


―実際に管理職になってみていかがでしたか?


部下との関係で、何でもトップダウンというよりは、できるだけ自主性を促すやり方をとってますね。部下がやってみたいと思うことをやって、たとえ失敗しても、部下にとってはいい経験になるはず。私は管理職として、部下がやりたいことやその結果に対してアドバイスする方法で仕事を進めてきました。

ただ、そうはいっても、時には途中で私の考えが出てきて、「こうやったら上手くいきそうなのに。」と思うこともあって(笑)。私の考えと、部下の考えを尊重したい気持ちとでいつも葛藤していました。だからこのやり方がよかったのかは、未だに分かりません。

私が現場で働いていたときに「こうしたい」と思っていたことを、部下に考えてもらう立場になったのですが、そういったことを考えたり、意見を言えたりする人材の育成も今の役割のひとつですね。


―「最初は管理職への決断がしづらかった」と話していましたが、「やっぱり現場の方がよかった」と思うことはありましたか?


いや、それはないですね。現場に後ろ髪を引かれることは今でもありますが(笑)。引き受けたことに後悔はありません。

逆に、今のBC事業の堅調さやPS事業のチャレンジを見ていると、「やってよかったな」と思いますね。ビジネスの喜びは、モノづくりだけではないということを感じています。


―執行役員になったのも転機となった選択でしたか?


そうですね。まさに今、試行錯誤しています。

執行役員以前はピープルの社内を見るのがロールでしたが、執行役員以後はピープルの外部を見ることがより重要になりました。景色が180度違うと言っても過言ではありません。このあと自分がどう変わっていけるかは、自分でも楽しみな部分ではあります。

PS事業はまさにそうで、新たなお客様と出会うところからスタートするので、自分とピープルの可能性を感じながら仕事できているのは非常に面白いです。


お客様と直接出会い、課題を解決していく


―久保さんは、今のピープルで働く新卒入社社員の中では最も社歴が長いそうですね。ここまでピープルで働き続けられた理由は何でしょう。


ピープルの行く末を見守ってみたい気持ちは強いです。ピープルは自由な社風で、社内外の変化を楽しむようにしてここまで拡大してきました。これからもこの流れでいけるのが楽しみです。

途中で転職を考えたことはゼロではなくて、モノづくりの面白さや自由な社風、社員の結束力など、一つ一つは実際他社でもありますよね。ただ、ピープルってそういったものを全部持っていて、それを原動力に右肩上がりでここまできています。そういった確かさは魅力だと思いますね。


―今後の展望を教えてください。


冒頭でお伝えしたPS事業がゼロイチで立ち上げたばかりなので、まずはBC事業、DS事業に並ぶ3本目の柱として目途をつけることが目標です。

現在、新たにお付き合いをさせていただいているお客様に業務課題を伺っていて、私たちはその課題をデジタルで解決する提案をしています。新しいお客様とのお付き合いからは、モノづくりにとどまらないバラエティがあって、今までに感じたことがないくらい楽しいです。

モノづくりをするメンバーにもそういった楽しさを共有して、今の時代にあった結束力や仕事の喜びを感じてもらえるようにしたいですね。それが執行役員としての自分のミッションのひとつだと思います。


おわりに




―次は池田貴浩さん(常務取締役)に話を伺う予定です。池田さんはどのような人ですか?


池田さんは、今は取締役として経営に携わっていますが、根っからの「技術の人」だと思います。自分の仕事を仕様どおりにやりながら、並行して新しい技術も学んで、仕事に率先して取り入れてきた人です。

しかも社内で取り入れるだけでなく、お客様に提案するスタイルを最初にやったのが池田さん。「こういう新たな技術でシステムを開発したいです。このようなメリットがあります」と話す姿を見て、「自分が知っていることだけで、お客様の課題を解決しようと思ってはいけないんだな」と勉強させていただきました。

またチームメンバーに役割を振って、進めていく方法を示してくれた人でもあります。1人でやるのではなくみんなで進めていくのが上手いので、私がリーダーや役職に就いたときにも学ばせていただいた人です。


以上、【ピープル経営者の「転機と選択」】久保さん編でした。


※本記事の内容は、記事掲載日時点の情報にもとづき作成しています。


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